司法書士フィオルーナ法務事務所

092-707-0282(AM9:00〜PM7:00)

お問い合わせはこちらから

法定相続情報証明制度が分かる 福岡市司法書士フィオルーナ法務事務所

法定相続情報証明制度

法定相続情報証明制度とは

法定相続情報証明制度は、平成29年から開始された新たな制度です。故人の預貯金、有価証券等の財産を整理する際、各金融機関から相続人であることを証明するため故人や相続人の戸籍謄本等、色々な書類の提出を求められます。金融機関毎に要求される書類も異なり、非常に面倒で手間がかかっていました。

その面倒を解消するために設けられたのがこの制度です。法務局に必要書類を付けて申請すると、法定相続証明情報(=法定相続情報一覧図の写し)が交付されます。これにより、金融機関等にはこの証明情報を提出するだけで、戸籍謄本不要で解約や名義変更等の手続きができるようになりました。当事務所でも法定相続情報証明の交付申請を受けておりますので、銀行等の口座解約は自分でやって出来るだけ費用を抑えたい方は、相続登記と一緒にご依頼下さい。

申請に必要な書類

故人の相続人であることを証明するものなので、申請には以下の書類が必要です。
①故人の戸籍謄本(生まれてから亡くなるまでのつながった戸籍)及び除籍謄本
②故人の住民票の除票
③相続人全員の戸籍謄本(又は抄本)
④法定相続情報一覧図
⑤申出人の住所・氏名を証する書類(免許証等)
⑥委任状(司法書士に依頼する場合)
※一覧図に相続人の住所を記載する場合は、各相続人の住民票も必要。金融機関によっては相続人の住民票の提出を求めてきます。この場合、一覧図に住所を記載していれば住民票は不要になります。

故人が生まれてから亡くなるまで戸籍と聞いていて?と思われる方もいらっしゃると思いますが、亡くなった方の今の戸籍を取っても、その戸籍にはその方が生まれてからのことは記載されていません。過去、戸籍法の改正等により新たな制度に基づき私たちの戸籍は書き換えられています。そして、書き換え時以前の事は新たな戸籍には記載されません。よって、今見ている戸籍は、その戸籍が書き換えられた以後の事を記載している戸籍なので、書き換え前の昔の戸籍を取得しなければいけません。戸籍を追うと言われます。役所に問い合わせるなどして個人でもできなくはないのですが、モレることも多く(例えば、故人の昭和〇年から〇年までの戸籍が無い)、複雑な場合は当事務所にお任せ下さい。

法定相続情報証明制度の利点

法定相続情報一覧図の写しの交付に手数料はかかりません。故人の口座が複数ある場合、口座の数だけ写しを交付してもらえば、同時に解約手続きができます。戸籍謄本だと1通ごとに手数料がかかりますので結構な金額になります。また、一覧図に相続人の住所も記載するようにしておくと、金融機関から相続人の住民票を求められた場合も一覧図で対応出来ます。

生まれてから亡くなるまでの戸籍収集、法定相続情報一覧図の作成などの作業がございますので、難しいと思われる方は当事務所へご依頼下さい。